人類が他種と異なる最大の相違は、前頭葉の発達と二足歩行です。
それにより人類は目覚ましい進化を遂げてきましたが、2足歩行になったことで姿勢維持が不安定になってしまいました。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、日本国民の有訴者率第1位は腰痛であり、成人の9割の方が腰痛の経験者です。
平安時代や江戸時代の昔から腰痛に悩んでいた人は大勢おられたと考えられます。
この間我々の先人達は、多くの民間療法を発達させ、後世にその技を残してくださいました。
これらの大半は経験に基づいた方法ですが、代々伝わる経験論は決して無視できない事実を伝えていることも多いです。
一方で近年では、Evidence Based Medicine(EBM)が叫ばれ、科学的・医学的に実証された治療の重要性が強調されています。
確かな根拠をベースにした考え方、施術方針、その実施は、施術成績の向上には必須であり、これからの整体施術のスタンダードになると考えております。
腰痛マイスターである千川オリーブ整体院では、
この代々伝わる経験のなせる技とエビデンスに裏付けされた手技を融合させ、クオリティーの高い施術を日々提供させて頂いております。
ご安心して施術を受けて頂けます。
腰痛は大きく2つに分類されます。
・レントゲンやMRIなどの画像検査で原因を特定することが出来ない非特異的腰痛
・レントゲンやMRIなどの画像検査で原因を特定することが出来る特異的腰痛
画像検査等で原因が特定出来る腰痛は、何とわずか15%程度です。
残りの85%は、画像検査をしても痛みの原因となる異常が見つけることができない腰痛です。
突然急に腰に激痛が走る所謂ギックリ腰も原因の特定が難しく、非特異的腰痛に
分類されます。
原因が特定出来る代表的な腰痛には、
・腰椎ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・腰椎分離/すべり症
・変形性腰椎症などがあります。
腰椎ヘルニアは、20代から40代にかけて比較的若い男性に多くみられる病症です。
脊柱管狭窄症は、特に腰椎に多くみられ40歳以降の中高年層に多い病症です。
腰椎分離/すべり症は、分離を伴うすべり症と中高年に多い分離を伴わない変性すべり症があります。
変形性腰椎症は、中高年の年齢層に多い病症です。
慢性腰痛は、年齢性別を問わず幅広い年齢層にみられる腰痛です。
その他の腰痛には、内臓疾患由来の腰痛・脊椎疾患由来の腰痛・ストレスが原因の腰痛などがあります。